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 9月7日(土)、2024年の介護保険制度の改定を受けて、会員生協の役職員・理事を対象に、一般社団法人 全国コープ福祉連帯機構より事務局長 安部裕則様を講師に招き、介護保険制度の学習会を開催しました。当日はパルシステム茨城 栃木の会議室をお借りして、実参加とオンライン配信の形で行いました。また、茨城保健生協では、会議室にサテライト会場を用意しました。参加者は全体で35名でした。
学習会では、安部事務局長より、日本の社会環境の変化(伸びる平均寿命、増える独居世帯、介護に対する意識、成り手不足)の中で、これからの医療と介護の動き、介護保険制度歩みと議論、地域包括ケアシステム、生協の10の基本ケアや生協が果たせる役割・期待など話がされました。特に地域包括ケアシステムは、本人の意向に寄り添いながら住み続けられまちづくりであり、増える要介護者のケアと要生活支援者の暮らしを支えるための地域密着型サービスが重要であるとのことでした。高齢の組合員が増える中で、生協への期待や役割の大きさを改めて感じるお話しでした。最後に、質疑応答を行い終了しました。
参加者の感想(一部抜粋)
・「子供の人生を傷いたくないというのは多くの高齢者の願い。自分がどうしたいかを考える前にまずそこから選択してしまう。自分の体の健康維持に努力をし、違う選択肢があるのだと情報を得た」
・「公助の限界から、今後、一層、自助、共助が進められますが、地域でのつながりが薄れるなかで、生協の地域力、つながる力が求められていると思います」
・「制度を使っている人たちにとってはとても良い制度だと思いますが、将来性はなく自身の備えが必要だと感じました。講師のお話で、住環境の整備(トイレのリフォーム)・自身が自立して生活し歳をとっても自分の足で自立できるようにしておくことなど、準備ができることのヒントをいただきました」
・「家族が良かれと思って施設入所を勧めるのではなく、自宅・病院・施設、どこで生活したいか本人の意思を尊重したい。要介護状態でも自宅のトイレを利用できれば施設に入所しなくても自宅で暮らせるとお聞きして、使いやすいトイレに早めにリフォーム改修することを自分でも考えるし、周りにもすすめたい」

 

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