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「新年のご挨拶」
 

 あけましておめでとうございます。
新しい年を迎え、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

 昨年5月に新型コロナウイルス感染症5類移行後、平時の社会活動やくらしに戻ってきておりますが、世界情勢はロシアのウクライナ侵攻に加え、ガザ地区におけるハマスとイスラエルの紛争と平和に対する価値観が武力による均衡を保つ流れに動いています。さらに、世界的気候変動による災害は、海外から食品・飼料の多くを輸入に頼る日本の私たちのくらしに大きく影響をしています。流通・小売業界では、コスト削減や競争力強化のため再編・統合が進んでいますが、急速に進む少子高齢化、人手不足に物価高騰が重なり厳しさが増しています。
 私たち生協は、物価の高騰により生活の厳しさが増す中、組合員のくらしの変化を敏感に受け止め、行政や他協同組合や関係団体とのネットワークを活かし、くらしを守るための対応が引き続き求められています。茨城県生協連は、会員生協の立場に寄り添い一緒に課題解決に向けて考えられる支援を行なっていく所存です。

 また、昨年は2012年の国際協同組合年を経て、2013年に協同組合ネットいばらきが設立され10周年を迎え、加盟は47団体となりました。協同組合が連携し、協同組合の果たす役割・価値を広く社会に知らせていくことを目的に、ゆるくつながり、あいのりしてやってみることを大切にして活動をしてきました。困窮する子どものいる世帯へ食の支援、災害ボランティア、平和や健康づくり、みまもり活動などさまざまな連携した取り組みが昨年も行われています。
 2023年国連総会で2025年を2回目の国際協同組合年とすることが宣下されました。2024年はこの10年で積み上げてきたことを土台に、協同組合の枠を超えた企業や団体との連携の在り方の模索と次世代へ継承することが重要になります。

 社会課題が多様に複雑化する中において、改めて協同組合が果たす役割、可能性について学び理解を深め、SDGs(持続可能な開発目標)のもと、会員生協をはじめ多くの協同組合や関係諸団体の皆様と共につながり、「誰ひとり取り残さない」たすけあう社会づくりの実現に、より一層努力してまいります。

 本年も皆様の変わらぬご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。

茨城県生活協同組合連合会
会長理事 鶴長 義二

 

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