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8月28日(月)、会員生協の役職員・組合員理事を対象に、LGBTQと多様性 〜だれもが生きやすいまちづくりを考える〜 オンライン講演会開催しました。参加者は29名でした。
 講師は、現水戸市市市議会議員で介護福祉士としても仕事をされ、NPO法人レインボーイバラキ初代会長を務められた滑川友理様をお呼びしました。
 講演会は、LGBTQの基本的な知識や人はみんな違う個性を持っていて、その違いを自分の価値観で差別するのではなく、同じように接することの出来る社会が大切であること、また昨今の世界や日本の社会の動きと現状、ご本人の当事者としての体験や苦しさ・心の葛藤、親にカミングアウトした日のことなどを通して、やってはいけないこと(アウティング)と、今日から私たちが出来ることとして他者とどう向き合うかなど自分の意識を変える行動のポイントなどのお話を頂きました。
 日本のLBGT人口は10人〜13人に1人と言われています。さまざまな個性を持った人たちが、違う個性を認め合い尊厳と権利が守られ、誰もが同じように生きていける社会には何が大切かを考える講演会でした。

【参加者の感想の一部紹介】
無意識に言っていたかもしれない言葉にこれから気をつけます。生まれ持ったもので差別は悲しいこと、みんなが楽しく生きていけたら良いなと思います。

最近では「日本の人権意識」を問われることが多々生じていると感じています。多様性を正しく理解することが重要であり、当事者じゃないと考えている人一人一人が当事者として考える社会風土を作らなければならないと実感いたしました。

「命」の大切さも、セクシュアリティは人の数だけあることも分かり易かったです。セクシュアリティを断定した会話をしないように気を付けたいし、アウティングは命にかかわることを意識していきたいです。偏見と差別の違いは個々の想いを尊重した素敵な考え方だと思いました。

LGBTについて、不明瞭・不明確な点を知ることができました。「人が人をありのままに受け入れる」多様性を受け入れるということは、言葉にすると簡単なようだが思考が絡むことで複雑化してしまう。全てを理解し受け入れることは難しくても、SOGIに関して理解し対応するだけで、皆が心穏やかに過ごせる社会に近づけると思いました。
 

 


 

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