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 4/27(木)、福島第一原発廃炉作業見学会を実施しました。参加者は12名でした。
東京電力廃炉資料館にて福島第一廃炉推進カンパニーの職員の方から見学の諸注意を聞いた後、廃炉作業と福島の復興の進捗の動画2本を視聴しました。その後に専用のバスで福島第一原発へ移動し、廃炉作業をすすめている第1から第4の原子炉建屋から約100メートルの見学用の丘から作業状況の説明を受けました。
装着した線量計は、福島第一原発構内入口から70〜80倍近くまで引き上がります。歯の治療で照射されるレンゲンと同等の放射線量ということでした。2年前に訪れた時に比べ、構外の道路沿いに積まれていた汚染土は無くなり中間貯蔵施設に移されて、空間線量も下がり、新たに建物や家が建てられ変化が進んでいることを感じました。除染作業はすすんで帰還困難区域の解除が少しずつ広がってきていますが、福島の人が戻り、一次産業が再開されるまではまだ多くの時間がかかりそうです。引続き、福島の人たちの想いに寄り添いながら、エネルギー政策のあり方について考えていけたらと思います。
また、風評被害が懸念されるアルプス処理水について説明を受けました。科学的な安全性の重要性はもとより、国民が安心できる信頼の両立をつくる努力の大切さを感じました。風評被害を最小限に留めるために、国民の理解が深まるよう情報提供や広報のあり方についてに、国は最大限の努力が求められていると思います。
 


 

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