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「新年のごあいさつ」

 新年、あけましておめでとうございます。新しい年を迎え、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症の流行から2年が経過しましたが、新たな変異ウイルスの出現により第6波への深刻な不安が広がっています。新型コロナウイルス感染症は、さまざまな生活の場面で、多くの社会的構造の矛盾や問題を顕在化させ、くらしに大きな影響を与えました。

 茨城県連生協連の会員生協では、大学生協、医療生協、職域生協などは事業経営に大きな影響を受けました。また、地域生協をはじめとする組合員の様々な活動も、対面からオンライによる活動へ転換などが図られてきました。オンラインによる時間・場所にとらわれず新たな参加層の輪が広がるメリットとともに、もともと生協が強みとしてきた対面による人と人とのつながりを、新たなコロナ社会の中でどう創造的に構築していくかが課題となっています。茨城県生協連は会員生協の事業支援とともに、会員生協に寄り添い一緒に課題解決に向けて支援を行なっていく所存です。

 2022年の私たちのくらしを取り巻く環境は、着実に進む少子高齢化の社会を背景に、雇用環境の厳しさや所得減少による貧困の格差拡大、食品や水光熱費をはじめとする値上げによるインフレの進行、民法改正による成年齢引き下げによる消費者被害拡大、ALPS処理水海洋放出による風評被害への懸念など、多くの社会課題への対応が求められています。
また、昨年8月の国連の気候変動に関する報告では、人の活動が地球温暖化を招き気候変動を深刻化させており、効果的な対策を早期に講じなければさらに深刻な災害が多発するとも報告されています。各地で起こっている数十年に一度といわれる災害への備えとともに、環境に対する幅広い視点での取り組みを進めることの実効性が重要となっています。

 SDGs(持続可能な開発目標)のもと、会員生協をはじめ多くの関係諸団体の皆様と共につながり、助け合う社会をつくり、「誰ひとりも取り残さない」安心して暮らし続けられる社会の実現に向けて、より一層努力してまいります。

 本年も皆様の変わらぬご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。
 

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