「新年のごあいさつ」

　新年あけましておめでとうございます。
　昨年は、新型コロナウイルス感染拡大が、私たちのくらしに大きな影響を与えました。
県連の会員生協では、大学生協や医療生協などが大きな影響を受け、県連としては会員生協とともに、支援をおこなってまいりました。
　くらしの大きな変化を求められ、あらためて宅配の良さが見直され、多くの方々から感謝と期待の声が寄せられています。会員生協が組合員の皆さまのくらしに貢献できるよう、職員の健康を守りの徹底、そして強い事業基盤を確立していけるよう引き続き支援をしてまいります。
　また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、様々な困難を抱える方が増加しております。これまで、収入の減少によりお子さんを抱え生活するのがたいへんなご家族や、不安を抱える大学生への食の支援活動を行っている団体と連携して応援してまいりました。まだ先の見えぬ状態にあることから、今後も継続した支援を行ってまいります。
一日も早い新型コロナウイルスの終息を願うと共に、助け合い、支え合い、つながる力でこの難局を乗り越えていけるよう、会員生協、行政や協同組合ネットいばらき、諸団体の方々と連携し取り組んでまいりたいと思います。

　全国でも3例目になる茨城県との包括協定を県連として結ぶこととなりました。
これまで見守り活動、災害時支援物資、不法投棄監視などいろいろな取り組みを各生協と各行政とが結んできました。それらを茨城県生協連を窓口に、包括的に茨城県と協力する関係を構築し、出来る範囲ですすめていくこととなりました。生協は自主的に組織されている消費者組織としては大きな組織となります。組合員の願いはイコール県民の願いでもあるともいえます。そのために行政と連携協働して安心してくらせる地域づくりを進めてまいります。

　これからも会員生協の皆様ともに、さまざまな課題に向き合い、SDGｓ「誰ひとり取り残さない」ことを目指し、誰もが安心してくらせる地域づくりに貢献してまいります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
　

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