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 4月14日(日)、阿見町の予科練平和記念館において、県生協連、協同組合ネットいばらき、県原爆被爆者協議会、茨城県JA中央会で構成するピースアクション実行委員会との主催で、ピースアクション春が開催され80人が参加者しました。
 今回のピースアクション春は、「戦争の足跡、見て聞いて考えよう」と題して開かれました。予科練平和記念館では、篠崎慎一館長よりご挨拶いただき、3グループに分かれて、係の方に館内をご案内いただきました。参加者からは「二回目の見学ですが、前回と雰囲気が変わっていて、展示にも工夫がみられました。また展示ごとの説明をしていただいたので、とても分かりやすかったです。」「胸が締め付けられる思いでした。」などの感想をいただきました。
 その後、車で10分ほどの井関農機(株)茨城センターへ移動して、戦跡を見学させていただきました。センターの敷地面積は、91,518平方メートル(27,733坪)、建物面積19,662平方メートル(約5,860坪)で、かつては霞ヶ浦海軍航空隊の有していた土地にあたり、構内には格納庫として使用されていた建物が現存しています。
 霞ヶ浦海軍航空隊は、横須賀にあった飛行予科練習部を移転(昭和14年)させ、それまでになかった陸上・水上両揃いの予科練として全国の訓練生を担う役割を果たしていました。終戦(昭和20年)に至るまで10代の少年たちが基礎訓練を受け、戦地に赴くということが繰り返され、特別攻撃隊(特攻隊)として出撃した隊員もいました。戦跡の説明は阿見観光ガイドさんにお願いしました。参加者の感想は、「戦争の歴史を感じる煉瓦の建物、大切に残していただきたい。」「司令塔が意外にしっかりしていて驚いた。」「戦前からの建物が今も利用されていることに驚いた。」などでした。
 見学後は、千羽鶴作りを体験しました。この千羽鶴は、8月に行われる広島の平和記念館に持参することになっております。
 参加された皆さんからは「戦争のない平和な世界を祈って折らせていただきました。」「8月の慰霊祭に参加している気持ちになれました。」などの感想をいただきました。
 



以上

 

 

 

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