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10月7日(火)、茨城県JA会館本会大会議室において、パルシステム茨城主催のTPP学習会が開催され、パルシステム茨城の職員、組合員やJA中央会、保健生協などから約100名が参加しました。冒頭主催者を代表してパルシステム茨城の塚本専務理事より「TPPには、食の安全や農業など、くらし全般に重大な影響を与えかねない問題を含んでおり、私たちの目指す姿とはかけ離れた協定と考えています。さらに、国民が判断するに足る十分な情報が伝わっておらず、議論が不十分と捉えています。今回で4回目のTPP学習会となりますが、今後もこのような学ぶ機会を継続していきたい。」とあいさつがありました。
前半では医療保障の問題を暴き出すドキュメンタリ−映画「シッコ」が上演され、後半は、前日本医師会 原中勝征 会長より講演をいただきました。原中前会長は医師の立場から「日本の医療がTPPによって犠牲になる」として、「米国の医薬品・医療機器の価格決定への関与と医薬品・医療機器の価格高騰による医療本財政の圧迫」により、「保険給付範囲の縮小」「医療報酬本体部分の抑制」を招き、「混合診療全面解禁、株式会社参入容認」に至れば、「国民皆保険の空洞化」を引き起こす可能性があると指摘されました。

 

 

 

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