HOME
県生協連の概要
県生協連の活動紹介
会員生協のご案内
茨城県ユニセフ協会
交通アクセス
関連リンク


 2012国際協同組合年を記念して、茨城大学人文学部で2012年10月から15回にわたって行われました「協同組合論」講座、最後の締めくくりとして学生からレポートをだして頂きました。32人の方から提出いただきました。私たちにとってたいへん励みになるものでした。ほんの一部ですがご紹介いたします。


「私は社会でそれぞれに活躍している方々のお話を聞くことが好きで、毎回異なる様々な協同組合の方が講師としてお話をして下さるこの講義を受講した。私が一番興味と関心を持ったのは、第二回の『日本における協同組合思想の源流〜大原幽学と二宮尊徳の生涯と業績〜』で、協同組合が初めて成功したのはイギリスであるとされているが、それよりも前に日本でそのようなものが設立されていたということである。1838年に大原幽学が『先祖株組合』を設立し、1843年には二宮尊徳が『小田原仕法組合』を設立していたことにとても驚いた。この講義は、『常陸牛』の試食会や、どきどきファームの見学など、現地に行って直接に協同組合の関係者の方々のお話を聞いたり、現場の様子を自分の目で見たり素晴らしい経験ができた」
「協同組合についてより理解と関心を深めるため行われたこの講義は、外部から多くの経験豊かな先生方を招き、画期的なものであるように感じられた。先生方は積極的に学生からの質問に答えてくださり、より見解を深めることの手助けになっていた。相互扶助の精神は協同組合の根底であり言うは容易し、であるが実践するのは多くの困難が伴うことであり、それを乗り越えた先には必ず多くの人が幸せを享受することのできる社会が待っているということ、そのためにまず身近な人からでいいので理解に努めてみることが大切であることなどが、全ての講義に共通して我々に諭してくれたことだと思う」
 今年も継続していきます。


 

Copyright (c) 2010, Ibaraki Consumer’s Co-operative Union