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茨城県保健福祉部福祉指導課長寺門様より茨城県生協連に地域の見守り活動への期待の声が寄せられました。全文掲載しますのでご覧ください。



地域の見守り活動の取り組み          

茨城県保健福祉部福祉指導課長 寺門利幸

 

茨城県の高齢化の状況
本県の65歳以上の人口は、平成24年1月現在で約68万人と、その割合(高齢化率)は23.1%で全国平均を若干下回っています。しかし、高齢化率の推移を見ますと、平成17年(19.4%)から平成22年(22.5%)の5年間では3.1ポイントの伸びとなっており、近年急速に高齢化が進んできている状況にあり、平成27年には高齢化率は26%を超えるなど全国平均を上回る見込みとなっております。一方、高齢者世帯は、平成22年の31万4千世帯から平成32年には40万3千世帯へと10年間で約1.3倍に増加し、一般世帯の伸びを大きく上回るものと予測されています。
                      
孤立死を防ぐために
このような状況の中、ひとり暮らし高齢者等の増加や地域における人間関係の希薄化などを背景として、自宅で亡くなられた事に近隣の方が気づかず、相当日数を経過してから発見されるという、いわゆる「孤立死」が社会問題となっています。
こうした「孤立死」を発生させないためには、高齢者等が地域や社会から孤立しないよう、地域全体で見守ることがますます重要となってまいります。
このことから、県では、生協をはじめとする14の民間の事業者の皆様をはじめ、県警察本部並びに県民生委員児童委員協議会との連携によるネットワークを構築し、地域の見守り活動を推進していくため、昨年の12月に地域の見守り活動に関する協定を締結いたしました。

事業者の皆様とともに
今後、日頃から地域住民と接する機会の多い民間事業者の皆様が地域福祉において果たす役割は、益々重要になると考えております。
県といたしましては、事業者の皆様とともに見守り活動を推進し、地域福祉の向上と安全な暮らしの実現に取り組んでまいります。
生協をはじめとする事業者の皆様におかれましては、互いに助け合い、安心して暮らせる地域社会づくりに一層のご尽力をお願い申し上げます。

以上

 

 

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