|
2012年7月7日(土)、水戸市千波町東久保の茨城県民文化センター小ホールにおいて、「2012ピースアクションinいばらき」が303名の参加により開催されました。茨城県、県教育委員会、水戸市教育委員会、各新聞社、NHK水戸放送局、茨城放送等の後援のもと、生協の平和の行動「ピースアクション」も今年で8回目となりました。本年度は、東日本大震災からの復興の願いも込めて、復興と平和のつどいとして開催することとしました。
冒頭、「平和の大切さ、平和への願いを伝え広げること、復興は平和につながる」という佐藤洋一県連会長理事のあいさつ。次に、2011年度の水戸市平和大使の中高生の6人に、広島への思い、平和への思いについて報告いただきました。また、県被爆者協議会の茂木貞夫さんより体験談をお聞きしました。12歳の時、広島で被爆した茂木さんは現在77歳、語り部として活躍し、進まぬ核兵器廃絶、加えて被爆者の高齢化などの諸問題に「もう時間がないが語り続けたい」と焦燥感をにじませていました。そして、広島市長・長崎市長のメッセージの紹介の後、コンサート「地球のステージ」がおこなわれました。NPO法人地球のステージ代表理事で、現在は宮城県名取市にある「東北国際クリニック」の院長として心療内科の診療にあたっておられる桑山紀彦(くわやま のりひこ)さんが、ギターを手に映像と歌で、広島のことや震災のことを伝えると、会場のあちこちですすり泣く声が聞こえるほど感動的なコンサートとなった。最後に、今年は国際協同組合年ということで、協同組合の素晴らしさを、伝え歩く「金次郎キャラバン隊」が結成され、農業協同組合さんを中心に茨城県の各地を平和のプラカードを持ち行進した。このキャラバン隊の到着を歓迎しました。アントキの猪木号令のもと参加者と共に平和の誓いを行った。国際協同年茨城県実行委員長のJA中央会会長、加倉井豊邦さんより「生協の平和のつどいに感動しました」とあいさつがあり終了した。
Copyright (c) 2010, Ibaraki
Consumer’s Co-operative Union |