HOME
県生協連の概要
県生協連の活動紹介
会員生協のご案内
茨城県ユニセフ協会
交通アクセス
関連リンク


2012年3月5日(月)、水戸市千波町の茨城麺民文化センター小ホールにおいて、科学ライターの松永和紀氏をお迎えし、「放射能汚染報道の課題と消費者に求められること」をテーマに講演会を開催しました。いばらきコープ、パルシステム茨城の組合員さん、農業生産者、一般消費者など143名の方にご参加いただきました。松永氏は、最初に、放射線の影響とその受け止め方、食品の暫定規制値と新しい基準値の考え方、これまでの放射能汚染で、科学的妥当性や放射性物質の量が考慮されていないこと、情報災害の中で、消費者はどう行動したらいいのか、などについてお話しいただきました。最後に、「間違った情報のたくさんあふれている中で、消費者がきちんとした意識をもって、情報に向き合うことが必要である」とし、消費者は「顕微鏡の眼」と「俯瞰の眼」を育て、適正な情報を集める努力が求められていると話されました。また、講演の中で、参加者から事前に寄せられた質問に答えられました。会場からの質問にも答え、放射能セシウムは摂取した場合でも体外に排出されやすい傾向があることや、ストロンチウムの情報などについてご説明いただきました。

 

 

Copyright (c) 2010, Ibaraki Consumer’s Co-operative Union