茨城県消費者団体連絡会(県消連)は、この秋、「茨城県消費者セミナー」(共催、茨城県)を開催しました。3月の東日本大震災の発生以降、福島原発事故にともなう放射性物質の問題や、震災にかかわって起こったさまざまな消費者被害の実態を学ぶために開催されました。セミナーでは、主催者の茨城県消費者団体連絡会の川上ヒロ子会長が、「消費者として学びをひろげよう。」とあいさつし、来賓として茨城県生活環境部参事兼生活文化課長の椿一則様にごあいさついただきました。講演1として、「最近の消費者トラブルの実態と対応について」と題し、茨城県消費生活センター市町村消費生活相談支援員の木村和江さんにお話をおうかがいしました。消費生活センターに相談される事例をわかりやすくお話しいただきました。また、講演2として、「放射性物質とわたしたちの健康とくらし」をテーマに茨城大学教授の田内広 先生にご講演いただきました。県内の放射線量の数値、放射線の身体に与える影響などについてわかりやすくお話しいただきました。
<土浦会場>
2011年10月5日(水)午後、土浦市東真鍋町の土浦市民会館大ホールにて、消費者・行政関係者など268人の参加で開催されました。
<水戸会場>
2011年年10月15日(土)午後、水戸市千波町の茨城県立県民文化センター小ホールにて、消費者・行政関係者など240人の参加で開催されました。