HOME
県生協連の概要
県生協連の活動紹介
会員生協のご案内
茨城県ユニセフ協会
交通アクセス
関連リンク


 2011年8月20日(土)、宮城県石巻市に災害ボランティアにいってきました。支援にはいたのは、石巻市の牡鹿半島の鮎川浜にある大原地区です。県連主催3回目となる今回は42名の方にご参加いただきました。いばらきコープ11名、パルシステム茨城8名、国際ロジテックさん6名、伊藤商事さん4名、茨城キリスト教大学の学生4名、茨城保健生協2名、竃「来さん1名(パルシステム茨城の関連会社)、翆清福祉会さん2名と、これまでにない多くの団体からご参加いただきました。ボランティアが初めての方は26名。少しずつ輪がひろがっていることを感じます。
支援地は、牡鹿半島の石巻湾側の小さな入り江の大原地区、3月11日に津波で海沿いの家や施設がみな被災し流されたところです。土浦市を朝4時に出発し、現地到着10時半、支援作業は正味4時間ほどでした。この日の作業は、ご家族全員が死亡ないし行方不明になっている家屋の家財道具の持ち出し片付け作業でした。他のボランティアさんと合わせて総勢80名で運び出しのリレー作業です。家財道具を運び出し、可燃物、不燃物、金属、布類に分別しました。家財道具といっても、津波の直前まで家族の営みがあった家屋の中にあるもの、すべてを持ち出しました。アルバムやぬいぐるみ、おもちゃ、ふとん、まくら、洋服、くつ、バック、卒業証書、記念写真の額、さいふ、津波のおそった時刻を示したまま止まってしまった時計、ペットのかご、ご家族が服用されていた薬の瓶等々。住んでいた家族の生活が、一瞬でストップしてしまった家屋の片付けは悲しいものでした。
作業終了後にはおおきな「がれき」の山ができました。「がれき」は、被災者にとってかけがえのないものと言葉ではわかっていたつもりでしたが、今回は痛感させられました。参加者からも「アンパンマンのおもちゃがでてきて、とても悲しくなった」「家の中でおもちゃを目にすると感無量」という声が寄せられました。
<参加者の感想から>
・被害の大きさをあらためて実感。
・被災した場所によって作業が違う、次回も参加したい。
・作業する体力配分が難しい。
・誘われて参加、助け合いと協同の力を実感した。
・はじめて参加した、また参加したい。
・少しは役に立てたかなとと思う。
・若い方、女性の参加に驚いた。おもちゃが出てきて悲しくなった。
・80人でできたのは少しだけ。また機会あれば参加したい。
・80人みんなでやると元気が出るもんだ。
・あの人数でようやく1軒、大変な仕事だと思った。
・自分の目で見て声が出ない心境になった。1人の力だけでは出来ない、今回はいい経験になった。
・力を合わせれば大きなことができる。
・はじめて参加した、まだこのくらいの復興なんだ。また参加したい。
・宮城の支援はじめて。実際に見るとすごいことだと実感した。
・3-4時間でやっと1軒、まだまだ人手も時間も足りないと思う。
・はじめて参加、自分自身のためになった。また参加したい。
・はじめて参加、ボランティアバスは参加し易い。続けてほしい。
・現地を見て、あらためて被害の大きさを実感した。
・きれいな海なのに子どもの姿がない。にぎやかな海に早く戻ってほしい。
・自分ひとりでできることは小さなことだが、みんなでやればできると感じた。気持ちのリフレッシュにもなった。
・現地で目で見てびっくりした。今後も手助けしたい。
・機会あればまた被災地に来たい。
・被災地に一度は足を運びたかった。目で見たことを職場の仲間に伝えたい。
・けっこう危険な作業、現場監督も必要。
・中学生にとっていい経験になりました。
・さすが県連、幅広い参加はすばらしいこと。
・人生初のボランティア参加、これからも参加したい。
・みんなの力でできた。アンパンマンのおもちゃには悲しくなった。お店は平日の方が参加し易い。
・ボランティアの大切さを実感した。
・5か月経っても生活が戻っていない。まだまだ支援が必要。
・微力だがこれからも参加したい。
・がれきの片付け、ボランティアのがんばり、自分を育ててくれる。
・ボランティアの経験を今後の生活に活かしていきたい。

 


Copyright (c) 2011, Ibaraki Consumer’s Co-operative Union