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2011年6月25日、宮城県気仙沼市へ災害ボランティアバスに27名が参加しました。震災で甚大な被害を受けた宮城県へ、茨城県民の力を届けようと茨城県生協連がと茨城県社会福祉協議会が共催し、「宮城県災害ボランティアバス」を企画しました。被災地までの距離や、現地での宿泊や食事手配困難の状況から、個人ボランティアは難しく、団体ボランティアバスを運行することで、支援の気持ちとより多くの力を被災地に届ける取り組みです。
当日朝、コープデリ土浦センターから12名、水戸インターから4名、那珂市役所前から11名の計27名がバスに乗り込みました。参加者の内訳は、いばらきコープ職員と家族11名、パルシステム茨城職員2名。いばらきコープ虹の会9名、県連職員と家族4名。最終出発地の那珂市からバスで移動すること6時間、渋滞で遅れ午前11時頃、宮城県気仙沼市災害ボランティアセンターに到着しました。気仙沼市は、宮城県の最北端に位置し、人口73千人の都市、津波の被害で港湾沿岸部が大きく被災し、死者970人、行方不明者810人、家屋被害は全壊8,383戸にのぼる被害を受けました。
支援に入ったのは、気仙沼市南郷2区、被災した南気仙沼小学校の南側に位置する住宅地で、そばを流れる大川をさかのぼった津波で多くの家が2階ひさし約3mほど浸水した場所で、自家用車や家屋のがれきがあちこちにまだ残されていました。すぐにオリエンテーリングを受けて、3つのチームに分かれ、南郷2区の側溝の泥上げ作業に入りました。全員泥だらけになりながら、少しでも助けたいお手伝いしたいとの思いでがんばりました。かき出した泥の土のう袋は、この1日で約450袋にもなりました。被災地の復興までの道のりは、まだまだ遠いように感じました。

<参加者の感想から>
・はじめての貴重な体験をしました。
・あらためて被害の甚大さを実感、見ることと実際にやるのでは大違い。
・復旧が遅れているのを実感、短かったが濃い1日だった、
・高校生でもやれることを考えることに今日の経験を生かしたい。
・3か月でも手つかずのことがたくさんあって驚いた。自分の身近な人にこの状況を伝えたい。
・はじめて参加した。自分の目で見て言葉を失った。住民の方の気持ちを思うとつらい。良い経験ができました。
・とても貴重な体験ができた。もっと周りの人に伝えることで役割を発揮したい。茨城でもできる支援方法を考えてみたい。
・たくさんの人が支援に集まったことがすばらしい。今後もがんばりたい。
・参加ははじめて。微力でも役にたったかなと思う。
・初めて参加した。原発のことばかりで復旧が進んでいないのを実感した。また機会あれば参加したい。
・はじめて参加。有意義な経験をした。近所の住民の方の体験を聞くことができた。
・雨が降らなくてよかった。前に進んでいないことを感じた。復旧には何年もかかると思う。長いスパンで手伝いたいと思う。
・ちいさな自己満足かもしれないが、ボランティアにまた参加してみたいと思います。
・テレビで見るのとは大きく違うと思った。これから長期戦になると思う。また手伝いたい。
・虹の会のみなさんの参加に感謝。まとまりの力のすばらしさを実感しました。こうした取り組みを続けていくことが重要です。今後も取り組みを継続したい。
・3か月経っても復旧が進んでいないのを実感した。こつこつとした小さな作業はまだまだたくさんあると思う。今後も参加したい。娘と一緒に参加し、親子で同じ体験を共有できてよかった。
・はじめて参加した。ネットなどで情報を得ていたが、生活感のなくなった家屋を見ると胸が苦しい。こうした支援の積み重ねが今後必要だと思う。
・作業して辛かった、もの足りなかったという両方の気持ちがある。一緒に参加した娘の成長にも驚いた。母親の私の方が足手まといだったかな。
・バス募集の話を聞いて迷わず参加したいと思い母に頼んで、被災地の手伝いに来た。臭いもすごかった、がれきもすごかったけど、南郷2区の区長さんの話を直接聞くことができてうれしかったです。
・自分の家が同じように被災したらどうしようという思いを実感し、涙が出そうになりました。次回も参加したい。
・はじめて参加しました。ひどいな、すごいなと思いました。小さいことでも協力してやることは大切なことということを実感しました。今後は職場の仲間を誘って参加したい。

ご参加いただいた皆さまに感謝いたします。

 


 

 


 



 

 

 

 

 

 

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