2011年6月10日（金）、いわき市勿来地区の南の森スポーツパーク、勿来市民会館に設けられた避難所へ炊き出しに行ってきました。すでに勿来体育館に設けられた避難所は閉鎖され、今回は2か所になりました。避難されている方も減ってきていて、今回は90食の提供となりました。
用意したメニューは、炊き込みご飯、豆腐と油揚げ小松菜入りの味噌汁、肉じゃが、きゅうりの漬物、デザートにフルーツと豆腐ドーナツをつけました。豆腐ドーナツには、いばらきコープからのメッセージを添えて、避難されている方一人ひとりにお渡ししてきました。豆腐ドーナツはとても評判がよく、特に子どもたちから、もっとほしいとせがまれました。（残念ながら予備がなかったのでその要望には応えきれませんでした。）
南の森スポーツパークでは、避難されている高校生が配膳を手伝ってくれました。お話を聞いたところ、高校は津波の被害は受けなかったが、学校の周りが津波等でおおきな被害にあったことと、地震で学校の化学室などにおいてあった薬品の瓶などが割れて、校舎内に異臭が漂っていることもあり、福島県内の４つの高校に分散して高校生活をおくっているそうです。大変な生活をおくっていても、とてもさわやかな笑顔を私たちに見せてくれました。
炊き出しボランティア活動は、今回で終了です。4月22日にはじまった炊き出しは、これまでのべ8回で累計1,030食分の食事を提供してきました。これまで関わっていただいた皆さまに感謝します。今後の支援は、いわき市やNPOセンター・コモンズなどと一緒にになって考えていきます。

 

 

 

 

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