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2011年6月3日(金)、今週も福島県いわき市勿来体育館、勿来市民会館、南の森スポーツパークの避難所に炊き出しに行ってきました。今回ご協力いただいたのは、茨城県ユニセフ協会事務局1名、パルシステム茨城の職員さん6名、茨城県生協連事務局1名の計8名。事前の準備は、パルシステム茨城なかセンターで行いました。
3月11日の大震災から2ヶ月以上たっていますが、まだ多くの方々が避難所で過ごされています。ここいわき市勿来地区は3月の被害もさることながら、4月11日の余震で被害にあわれた方も少なくありません。自宅はあっても、居住するのは困難、借家に住んでいたけれど、倒壊してしまった方、また、南相馬市小高地区から原発被害の避難されている方もいらっしゃいます。この日の夕食メニューは、カレーライス、ネギと油揚げの味噌汁、バナナでした。避難所の市職員の方から「お弁当じゃないから、おかわり大丈夫ですよ。」の声に「うれしいなあ。」と声が上がります。スパイスが効いたカレーは大変好評で、3杯もおかわりされた方もいました。また、パルシステム茨城さんが夕食時間に遅れて帰って来られる方の為にカレーの容器にふたを用意してくれ、先に食事をする家族の方に喜ばれました。このような心使いがうれしいですね。夕食後、自宅に残してきたワンちゃんに夕ご飯の残りを届ける方もいます。「おなかすかせて、待っているからね。」とおっしゃる笑顔からは、早く自宅で暮らしたいという思いが伝わってきました。この日はいわき市内の入浴施設から「入浴サービスをどうぞ」と関係者の訪問もありました。さまざまな思いをかかえながら避難所で過ごされる方々に、今まで以上の「暮らし」が早く取り戻せることを願います。 

(報告:茨城県ユニセフ協会 小澤さん)


 

 


 



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