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2011年5月27日(金)、避難所への炊き出しは、いわき市勿来体育館、勿来市民会館、南の森スポーツパークの3か所に行きました。避難されている方はだんだん少なくなってきて、今回は108人になっていました。用意したメニューは、ちらし寿司、肉団子入りスープ、かぼちゃサラダ、オニオンサラダ、フルーツ(リンゴと八朔)と大変カラフルなものができあがりました。調理は、いばらきコープの組合員理事さん、エリア委員さん8人に手伝っていただきました。配送には県生協連の佐藤会長にもご協力いただきました。
避難所での歌声広場を開催、はじめての取り組みでした。
避難されている比較的年配の方から自分の知っている歌を歌いたいという声が出されているのを聞き、NPOがんばっぺいわきの蛭田さんと歌声広場を開催しました。いばらきコープの職員の橋本実さんに歌をお願いし、南の森スポーツパークで夕食が終ったあと、夜7時から8時まで行いました。
最初は子どもだけでスタート。アンパンマンのテーマソングをうたっていると、避難されている方が一人二人と寄ってきてくれました。昭和20年代、30年代に流行した歌の歌集をみんなに配り、いっしょに歌いました。「みかんの花咲く丘」「長崎の鐘」「喜びも悲しみも幾歳月」「高校三年生」などなど、あっという間の1時間でした。最後には20人近くの方と歌うことができました。
終わったあと、一人の女性がお礼にみえました。「家が津波で流されてしまい、明日いよいよ東京にいる子どものところに身を寄せることになっています。最後の夜にこんな素敵な時間を過ごせてありがとう。今夜はよく眠ることができる。心おきなく、ここを出て行けます。」歌と時計収集が趣味で、これまであつめたものが津波で家ごとみんな流されてしまったとのことでした。

 

 


 

 


 



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