2011年4月24日、福島県小名浜港周辺の災害ボランティアにいってきました。今回のボランティアは、生協関係では、いばらきコープとパルシステム茨城からも参加いただき、9名の参加になりました。茨城県からは、総勢42名が支援に行きました。
福島県いわき市の小名浜港周辺で、津波によるがれきが散乱している田んぼや畑、川岸で清掃作業をおこないました。周辺の民家はおおきな被害を受け、家が傾いて「建物撤去に同意します」という張り紙が家々に張られていました。田んぼも、砂と泥に覆われ、どす黒くなっていました。
漁網、脚立、コンピューター机、長机、プラスチックコンテナ、かご、ざる、柱、梁、壁板、自動車、帳簿、一升ビン、サーフボードなどなど。2tトラック数台分のがれきを集めることができました。
小名浜港以北は片付けがほとんど手つかずの状態です。復興もこれからです。ともにがんばりましょう。
がんばろう！茨城 がんばろう！福島
（報告：古山均県生協連専務理事）
＜参加者のコメント！から＞
「今回初めてボランティアに参加いたしました。現地では津波で倒壊した家屋や住むことの出来なくなった家を目の当りにして、震災の脅威を実感しました。住めなくなった家の方は、今避難所で生活しているのかな？などと想いをめぐらせてしまいました。現地のボランティア団体の受け入れも準備がよく出来ていると感じました。まだボランティアに参加していないみなさん、参加すると人生観が変わりますよ！」（パルシステム茨城 職員 鈴木さん）
